年末調整で税金が戻ってきた、という場合の多くは生命保険料の控除が
所得税の計算上反映されているからです。

生命保険料控除とは終身保険など生命保険の年間保険料の一定金額を所得税、
住民税の課税所得から差し引き、その分の税負担を減らす制度です。
会社員の場合、その年の所得税額を勤務先において年末調整で精算する場合が多くなっています。
 
この差し引く生命保険料について、今回の年末調整より変更があり、
平成12年以降の契約分から「介護医療保険」が独立の控除対象なりました。
11年以前の契約分までは生命保険を「一般生命保険」(通常の死亡保険など)と
「個人年金保険」の2つに分けて保険料を控除し、介護医療保険は一般生命保険に含めていました。
しかしながら、今年以降の契約分から介護保険が別枠となり控除枠が3つに増えます。

また、最高控除額も変わります。昨年分までは一般生命保険、個人年金保険いずれも5万円
(所得税の場合、以下同)で合計10万円でしたが、今年以降の契約分から4万円ずつの
合計12万円となります。

文責:原沢由美