開業時期は開業計画や開業後の経営に大きな影響を及ぼします。
融資、建築工程、先生の退職時期、集患、資金繰り・・・。
患者さんの行動からみた場合のタイミングは、一般的には年明け、4月、10月など行動パターンや環境が変わることが多い時期に設定するほうが好ましいとされています。
現在では患者さんはすでにかかりつけの医院を決めており、その医院のサービスに完全に満足ではないにしろ、とりたてて困っていない場合が多いようで、近隣に新しい医院ができたからといって急にかかりつけの医院を変えるにはかなりの心理的なエネルギーを必要とするからです。
また、診療科目によっては、患者さんの数に季節変動があるので、患者さんの多い時期に開業のタイミングを合わせれば新患を獲得しやすくなるでしょう。
患者さんの数が安定し、経営が安定するまでに1〜2年を要するケースが多いですが、よりはやく経営を安定させるためにも戦略的に開業のタイミングを決めなければいけません。

文責:松田康成